107I68 25歳の女性。高血圧の精査のため来院した。6か月前に胃腸炎症…

25歳の女性。高血圧の精査のため来院した。6か月前に胃腸炎症状で自宅近くの診療所を受診し高血圧を指摘された。3か月前から食欲が亢進し体重が4kg増加した。身長154cm、体重64kg。脈拍76/分、整。血圧156/100mmHg。顔面は赤ら顔で丸く、ざ瘡を認める。尿所見:糖1+。
所見として予想されるのはどれか。

1. 脱毛
2. 筋肥大
3. 過多月経
4. 発汗過多
5. 伸展性皮膚線条





62歳の女性。手のしびれ感を主訴に来院した。8年前から高血圧症のため自宅近くの診療所で治療を受けており、2年前から血糖値の軽度上昇を指摘されていた。ほぼ同時期から両手の第2〜4指の先端部に「ピリピリする」感じを自覚し、徐々に増悪してボタンが留めにくくなった。身長165cm、体重67kg。脈拍64/分、整。血圧150/86mmHg。声はこもった低音である。顔と手の写真(A、B)を示す。
確定診断のために測定するホルモンとして最も適切なのはどれか。

1. インスリン
2. コルチゾール
3. プロラクチン
4. アルドステロン
5. インスリン様成長因子-I〈IGF-I〉





74歳の女性。右股関節部の運動痛と起立不能とを主訴に来院した。本日、自宅玄関の段差につまずいて転倒し、動けないところを家族が発見し救急外来を受診した。昨日までは手押し車を押して近所まで買い物に行くことが可能であった。意識は清明。右下肢以外の自動運動は可能である。座位では疼痛は少ないが、右股関節を内外旋させると疼痛が強い。支えても立位をとることはできない。四肢反射の亢進はなく、感覚障害を認めない。両股関節エックス線写真を示す。
診断はどれか。

1. 恥骨骨折
2. 腸骨骨折
3. 股関節脱臼
4. 大腿骨近位部骨折
5. 大腿骨転子下骨折





58歳の女性。時々記憶がなくなることを主訴に夫に伴われて来院した。数年前から数秒間口をもぐもぐさせることがあり、夫は気になっていたが本人は全く気付いていなかったという。昨日、娘と買い物に出かけた際に、娘が話しかけても数分間返事をしないことがあった。受診時の意識は清明。身長158cm、体重52kg。血圧130/76mmHg。神経学的診察で異常を認めない。「自分では普通だと思うのですが、夫と娘が私に物忘れがあると言うんですよ」という。受診時に行った頭部単純MRIで異常所見を認めない。
最も考えられるのはどれか。

1. 不随意運動
2. 逆向性健忘
3. 解離性障害
4. 一過性全健忘
5. 複雑部分発作





15歳の女子。少量の性器出血を主訴に来院した。性器出血は2週前から持続している。13歳の初経以降、月経周期は28〜35日である。
現時点で最も考えられるのはどれか。

1. 希発月経
2. 黄体機能不全
3. 機能性子宮出血
4. 子宮内膜増殖症
5. 子宮内膜ポリープ





54歳の男性。肉眼的血尿を主訴に来院した。2週前と3日前とに肉眼的血尿に気付いた。排尿痛はない。既往歴に特記すべきことはない。喫煙は20本/日を34年間。身長167cm、体重59kg。体温36.4℃。脈拍72/分、整。血圧138/80mmHg。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。直腸指診でクルミ大、弾性軟の前立腺を触知する。尿所見:蛋白(−)、糖(−)、潜血1+、沈渣に赤血球5〜10/1視野、白血球0〜2/1視野。尿細胞診クラスⅡ(陰性)。膀胱内視鏡では可動性のある乳頭状の有茎性の腫瘤を認める。膀胱内視鏡像を示す。
次に行う対応として適切なのはどれか。

1. 経過観察
2. 膀胱全摘術
3. 経尿道的切除術
4. BCGの膀胱内注入
5. 抗悪性腫瘍薬の膀胱内注入





68歳の女性。発熱と咳嗽とを主訴に来院した。5日前から発熱、咳および喀痰がみられ、昨日から倦怠感が強くなったため受診した。胸部エックス線写真で両側下肺野に浸潤影を認め、急性肺炎と診断された。入院時、意識は清明。身長158cm、体重46kg。体温38.3℃。脈拍88/分、整。血圧108/64mmHg。呼吸数24/分。SpO2 96%(room air)。皮膚と粘膜とに明らかな出血傾向を認めない。両側下肺にcoarse cracklesを聴取する。血液所見:赤血球390万、Hb 11.4g/dl、Ht 37%、白血球18,000(桿状核好中球8%、分葉核好中球80%、リンパ球12%)、血小板6.3万、PT 68%(基準80〜120)、APTT 48秒(基準対照32.2)、フィブリノゲン130mg/dl(基準200〜400)、血清FDP 60μg/ml(基準10以下)。CRP 21mg/dl。
抗菌薬の投与とともに行う処置で適切なのはどれか。

1. 気管挿管
2. 血小板輸血
3. 赤血球輸血
4. 抗DIC療法
5. G-CSFの投与





7歳の男児。右陰嚢の腫れを主訴に来院した。ペンライトを用いての診察所見の写真を示す。
保護者に対する説明で適切なのはどれか。

1. 「陰嚢の中に腸が入り込んでいます」
2. 「自然に治るので心配はありません」
3. 「バンドで鼠径部を圧迫しましょう」
4. 「精巣から戻る血液がうっ滞しています」
5. 「学校の休みに合わせて手術しましょう」





生後15日の新生児。昨夜からの胆汁性嘔吐と血便とを主訴に来院した。上部消化管造影像を示す。
この患児について正しいのはどれか。

1. 腹部に腫瘤を触知する。
2. 緊急手術が必要である。
3. 虫垂は右下腹部にある。
4. 下部消化管造影が必要である。
5. 腹部超音波検査でtarget signがみられる。





58歳の女性。褐色尿を主訴に来院した。画像診断で膵頭部癌による閉塞性黄疸と診断されたが、転移巣は描出されなかった。内視鏡的逆行性胆管ドレナージで減黄術を行い、膵頭十二指腸切除術を予定した。手術開腹時に、肝両葉の表面に小結節状の転移巣を5個と、腹膜に同様の結節を十数個認めた。
対応として適切なのはどれか。

1. 非切除
2. 肝部分切除術
3. 膵腫瘍適出術
4. 肝膵同時切除術
5. 膵頭十二指腸切除術





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