107I58 50歳の男性。健康診断の腹部超音波検査で胆嚢内に5mm前後の…

50歳の男性。健康診断の腹部超音波検査で胆嚢内に5mm前後の隆起性病変を2個指摘されたため来院した。既往歴に特記すべきことはない。腹部超音波像を示す。
隆起性病変への対応として適切なのはどれか。

1. 胆嚢適出術を行う。
2. 検査・治療・経過観察は行わない。
3. 腹部超音波検査による経過観察を行う。
4. 内視鏡的逆行性胆管膵管造影〈ERCP〉を行う。
5. ポジトロンエミッション断層撮影〈PET〉を行う。





58歳の男性。心窩部鈍痛を主訴に来院した。2か月前から時々心窩部に鈍痛があったが、食事との関係は特になかった。既往歴に特記すべきことはない。身体所見に異常を認めない。血液所見:赤血球326万、Hb 11.5g/dl、Ht 35%、白血球5,200、血小板19万。その他の血液検査で異常を認めない。上部消化管内視鏡像を示す。病変部からの内視鏡下生検組織で腺癌と診断された。胸腹部CTで転移を認めない。
治療として適切なのはどれか。

1. 胃切除術
2. 放射線治療
3. レーザー焼灼術
4. ホルモン補充療法
5. 内視鏡的粘膜切除術





51歳の男性。労作時の息苦しさを主訴に来院した。半年前に全身倦怠感と微熱とが出現したため自宅近くの診療所を受診した。外来検査で赤沈亢進、白血球増加および高γ-グロブリン血症を認め、抗菌薬の投与を受けたが改善しなかった。2か月前から労作時に息苦しさを感じるようになり、増強してきたため紹介され受診した。脈拍92/分、整。血圧120/80mmHg。呼吸音に異常を認めない。座位と仰臥位とで心音に異常を認めないが、左側臥位で心尖部に第Ⅱ音の直後に過剰音を聴取する。胸部エックス線写真と心電図とに異常を認めない。
最も考えられるのはどれか。

1. 心膜炎
2. 左房粘液腫
3. 僧帽弁狭窄症
4. 感染性心内膜炎
5. 僧帽弁逸脱症候群





55歳の男性。胸痛を主訴に来院した。3年前から脂質異常症のため外来通院中である。今朝5時に圧迫感を伴う胸痛を布団の中で自覚したため受診した。胸痛は3分間続いたが受診時には自覚症状はない。脈拍72/分。血圧122/80mmHg。心音に異常を認めない。心電図検査を実施しようとしたところ急に胸痛が出現したが、ニトログリセリン錠の舌下投与で速やかに消失した。胸痛出現時と消失後の心電図(A、B)を示す。緊急に施行した冠動脈造影では冠動脈の閉塞や有意な狭窄は認められない。
治療薬で適切なのはどれか。

1. α遮断薬
2. β遮断薬
3. カルシウム拮抗薬
4. アンジオテンシン変換酵素阻害薬
5. 非ステロイド性抗炎症薬〈NSAIDs〉





2か月の男児。生後まもなく心雑音を指摘され、心エコー検査で右室流出路狭窄、心室中隔欠損および大動脈騎乗を指摘されている。
この患児の治療方針として正しいのはどれか。

1. 肺動脈絞扼術を行う。
2. 根治治療は成人期に行う。
3. プロスタグランディンを投与する。
4. 直ちに心室中隔欠損閉鎖術を行う。
5. 肺動脈の発育後に心内修復術を行う。





64歳の男性。労作時の息切れと左胸痛とを主訴に来院した。20歳からビルなどの解体業に約30年間従事した。3か月前から咳が出現し、次第に労作時の息切れと左胸痛とを自覚するようになったため受診した。身長168cm、体重62kg。体温36.9℃。脈拍92/分、整。血圧152/88mmHg。呼吸数26/分。SpO2 96%(room air)。心音に異常を認めないが、左呼吸音が減弱している。血液所見:赤血球350万、Hb 11.2g/dl、Ht 34%、白血球8,800、血小板29万。血液生化学所見:総ビリルビン0.3mg/dl、AST 30IU/l、ALT 24IU/l、LD 460IU/l(基準176〜353)。CRP 3.2mg/dl。胸部CT(A)とFDG-PET(B)とを示す。
この疾患でみられるのはどれか。

1. 胸部の鼓音
2. 閉鎖性換気障害
3. 胸水中のブドウ球菌
4. 胸水ヒアルロン酸高値
5. 胸水アデノシンデアミナーゼ〈ADA〉高値





22歳の男性。胸部圧迫感を主訴に来院した。1週前から胸部圧迫感と労作時の息切れとを自覚し、徐々に悪化している。体温37.2℃。脈拍88/分、整。血圧110/72mmHg。呼吸数20/分。SpO2 96%(room air)。身体所見で左呼吸音の減弱を認める。血液所見:赤血球462万、Hb 14.0g/dl、Ht 43%、白血球7,800、血小板35万。血液生化学所見:総ビリルビン0.3mg/dl、AST 23IU/l、ALT 15IU/l、LD 450IU/l(基準176〜353)、ヒト絨毛性ゴナドトロピン〈hCG〉24mIU/ml。CRP 4.8mg/dl。ツベルクリン反応陽性。胸部エックス線写真(A)と胸部造影CT(B)とを示す。
最も考えられるのはどれか。

1. 胸腺腫
2. 神経鞘腫
3. 胚細胞腫瘍
4. リンパ節結核
5. サルコイドーシス





75歳の女性。咳嗽を主訴に来院した。3週前から咳、痰、全身倦怠感、食思不振および37℃台の微熱が出現し、市販の総合感冒薬で改善しないため受診した。胸部エックス線写真で右上肺野に空洞を伴う浸潤影と周囲の結節影とを認めた。喀痰の抗酸菌塗抹検査が陽性であったため患者を個室に入院させた。
まず行うのはどれか。

1. 保健所に届け出る。
2. 抗結核薬を投与する。
3. 結核菌のPCR検査を行う。
4. 患者にN95マスクを着用させる。
5. 結核菌特異的全血インターフェロンγ遊離測定法〈IGRA〉を行う。





43歳の男性。2日前からの嚥下痛と呼吸困難とを主訴に来院した。含み声だが嗄声は認めない。胸部聴診で肺音は正常だが、喘鳴を認める。糖尿病に対し経口血糖降下薬を内服している。体温38.5℃。喉頭内視鏡像を示す。
まず行うべき対応はどれか。

1. 胃管挿入
2. 気道確保
3. 切開排膿
4. 自宅での安静指示
5. 副腎皮質ステロイドの吸入





3歳の男児。急性中耳炎に罹患後、聞き返しが多くなった。インピーダンスオージオメトリの結果を示す。
考えられるのはどれか。

1. 鼓膜炎
2. 慢性中耳炎
3. 悪性外耳道炎
4. 滲出性中耳炎
5. 真珠腫性中耳炎





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