108C24 55歳の男性。視力障害を主訴に来院した。3か月前から左眼の視…

55歳の男性。視力障害を主訴に来院した。3か月前から左眼の視力低下を自覚していたが、昨日突然見えなくなった。最近5年は健康診断を受けていない。受診時の矯正視力は右1.0,左手動弁。左眼は硝子体出血のため眼底が観察できなかった。右眼の眼底写真と蛍光眼底造影写真を示す。左眼には硝子体手術による治療を予定した。
右眼への対応で適切なのはどれか。

1. 経過観察
2. 硝子体手術
3. 網膜光凝固
4. 光線力学的療法
5. 副腎皮質ステロイド内服





43歳の男性。乾性咳嗽と喘鳴とを主訴に来院した。6週前に感冒に罹患し、発熱、鼻汁および咽頭痛は改善したが、4週前から夜間と早朝とに悪化する乾性咳嗽が出現し、喘鳴も伴うため心配になり受診した。労作時呼吸困難はない。半年前から胃潰蕩と高血圧とを指摘され、ヒスタミンH2受容体拮抗薬とカルシウム拮抗薬とを内服している。心音に異常を認めないが、両側の胸部にwheezesを聴取する。
対応として適切なのはどれか。

1. 利尿薬内服
2. 降圧薬中止
3. 抗菌薬内服
4. 副腎皮質ステロイド吸入
5. プロトンポンプ阻害薬内服





68歳の男性。狭心症の定期受診のため来院した。待合室で冷汗と気分不快が出現し横になったところを、通りかかった研修医が発見した。胸痛と呼吸困難はない。半年前に経皮的冠動脈形成術(ステント留置術)を受け、抗血小板薬を内服している。最近食欲がなく、7日前から大量の黒色軟便に気付いていたという。診察時、意識レベルはJCSI-1。脈拍128/分(微弱)、整。血圧82/50mmHg。呼吸数24/分。SpO294%(room air)。顔面蒼白で多量の冷汗を認める。眼険結膜は貧血様である。心音と呼吸音とに異常を認めない。
初期対応として適切でないのはどれか。

1. 人を集める。
2. 酸素投与を行う。
3. 血液型を確認する。
4. ベラパミルを静脈内投与する。
5. 乳酸リンゲル液の点滴を開始する。





76歳の女性。一過性の右不全片麻痺と構音障害を主訴に来院した。15年前から高血圧症で通院中である。2年前の心電図検査では異常がなかった。数日前から動悸を自覚していたが、症状が軽かったため様子をみていた。今朝、朝食中に右上下肢の脱力感と構音障害が出現した。症状は30分程度で消失したが、心配した家族に付き添われて受診した。来院時、意識は清明。脈拍92/分、不整。血圧124/74mmHg。眼瞼結膜に貧血を認めない。頸部血管雑音を認めない。過剰心音と心雑音とを認めない。呼吸音に異常を認めない。神経学的診察で異常を認めない。頭部CTでは明らかな異常を認めない。来院時に記録した12誘導心電図を示す。
この患者に対する説明として適切なのはどれか。

1. 「高血圧の薬を変更します」
2. 「今日の心電図は2年前と変わりはないようです」
3. 「いつもの薬をしっかり内服していれば大丈夫です」
4. 「高齢者ではよくあることですので様子をみてください」
5. 「血液を固まりにくくする薬で治療する必要があります」





夜間救急外来に「1歳の息子がコインを飲んだようだ」と母親から電話があった。10分前、母親が目を離したすきに、手に持って遊んでいた2つのゲーム用コインのうち1つが見当たらなくなり、飲み込んだのではないかと心配している。本人の機嫌はよいとのことである。
当直医として適切な対応はどれか。

1. 「明日来院してください」
2. 「それはお母さんの責任です」
3. 「口の中に指を入れて吐かせてください」
4. 「もっと周りをよく探してからご連絡ください」
5. 「残りのコインを持って直ちに来院してください」





50歳の男性。右足先が上がらないことを主訴に来院した。昨夜、泥酔して右脚を上にして脚を組んだ状態で寝込んでしまったところ、今朝、目覚めたときに右の足関節を背屈できなくなっていた。徒手筋力テストでは、左下肢はすべて正常、右下肢では膝関節の屈曲伸展と足関節の底屈とは正常、足関節の背屈は2と低下している。右下腿外側と足背とに感覚低下を認める。下肢の腱反射は左右とも正常である。
障害されているのはどれか。

1. 太腿神経
2. 閉鎖神経
3. 坐骨神経
4. 脛骨神経
5. 総緋骨神経





82歳の男児。発熱と皮疹とに気付いた母親に連れられて来院した。前日の夜から胸部と腹部とに皮疹が出現し、今朝から38.0℃の発熱がある。同居している祖父が2週前に右頬の帯状疱疹に罹患している。体温38.2℃、直径2~5mmの紅斑が顔、胸部、腹部および四肢に散在し、一部は水疱を伴っている。
この患児が4日後に再診したときに最も多く見られる皮疹はどれか。

1. 丘疹
2. 水痘
3. 痂皮
4. びらん
5. 苔癬化





36歳の女性。転倒し右膝部挫創を生じたため救急外来を受診した。創部洗浄などの処置が行われ、抗菌薬と鎮痛薬とが処方された。医師と看護師による説明の後、処方薬を手渡す窓口で患者が薬剤師に質問をした。
患者の質問で薬剤師が医師に確認すべきなのはどれか。

1. 「副作用はありますか」
2. 「傷は何日で治りますか」
3. 「薬の名前を教えてください」
4. 「お茶で飲んでも良いですか」
5. 「薬は冷蔵庫で保管するのですか」





80歳の女性。肺炎のため入院中である。症状が改善したため退院を計画している。75歳で脳梗塞により左不全麻痺となったが、リハビリテーションにより屋内杖歩行が可能である。排泄や食事も自立している。主な介護者である夫は、自宅療養にあたって経済的な不安を訴えている。
担当医が夫に勧める相談者として最も適切なのはどれか。

1. 薬剤師
2. 管理栄養士
3. 作業療法士
4. 理学療法士
5. 医療ソーシャルワーカー





徒手筋力テストの図を示す。
主にどの筋肉の筋力を測定しているか。

1. 中殿筋
2. 腸腰筋
3. 長内転筋
4. 大腿四頭筋
5. 大腿二頭筋





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