107回

62歳の女性。手のしびれ感を主訴に来院した。8年前から高血圧症のため自宅近くの診療所で治療を受けており、2年前から血糖値の軽度上昇を指摘されていた。ほぼ同時期から両手の第2〜4指の先端部に「ピリピリする」感じを自覚し、徐々に増悪してボタンが留めにくくなった。身長165cm、体重67kg。脈拍64/分、整。血圧150/86mmHg。声はこもった低音である。顔と手の写真(A、B)を示す。
確定診断のために測定するホルモンとして最も適切なのはどれか。

1. インスリン
2. コルチゾール
3. プロラクチン
4. アルドステロン
5. インスリン様成長因子-I〈IGF-I〉





22歳の男性。胸部圧迫感を主訴に来院した。1週前から胸部圧迫感と労作時の息切れとを自覚し、徐々に悪化している。体温37.2℃。脈拍88/分、整。血圧110/72mmHg。呼吸数20/分。SpO2 96%(room air)。身体所見で左呼吸音の減弱を認める。血液所見:赤血球462万、Hb 14.0g/dl、Ht 43%、白血球7,800、血小板35万。血液生化学所見:総ビリルビン0.3mg/dl、AST 23IU/l、ALT 15IU/l、LD 450IU/l(基準176〜353)、ヒト絨毛性ゴナドトロピン〈hCG〉24mIU/ml。CRP 4.8mg/dl。ツベルクリン反応陽性。胸部エックス線写真(A)と胸部造影CT(B)とを示す。
最も考えられるのはどれか。

1. 胸腺腫
2. 神経鞘腫
3. 胚細胞腫瘍
4. リンパ節結核
5. サルコイドーシス





25歳の女性。高血圧の精査のため来院した。6か月前に胃腸炎症状で自宅近くの診療所を受診し高血圧を指摘された。3か月前から食欲が亢進し体重が4kg増加した。身長154cm、体重64kg。脈拍76/分、整。血圧156/100mmHg。顔面は赤ら顔で丸く、ざ瘡を認める。尿所見:糖1+。
所見として予想されるのはどれか。

1. 脱毛
2. 筋肥大
3. 過多月経
4. 発汗過多
5. 伸展性皮膚線条





治療の緊急度を判定する上で重要なのはどれか。

1. 下顎反射
2. 対光反射
3. 輻輳反応
4. 膝蓋腱反射
5. Babinski徴候





男児の左肘のエックス線写真(A、B)を示す。
診断として正しいのはどれか。

1. 肘関節脱臼骨折
2. Monteggia骨折
3. 上腕骨顆上骨折
4. 上腕骨外側顆骨折
5. 上腕骨遠位骨端離開





新生児壊死性腸炎について正しいのはどれか。2つ選べ。

1. 腹部が膨満する。
2. 人工乳が発症を予防する。
3. 正期産児で発症頻度が高い。
4. 疑った段階で直ちに開腹手術を行う。
5. 腹部エックス線写真で腸管壁の気腫像がみられる。





頭部単純CTを示す。
このCTでみられるのはどれか。

1. 動脈瘤
2. 塞栓子
3. 脳幹出血
4. 動静脈奇形
5. くも膜下出血





両側乳房の腫大が認められる7歳の女児に対して、診断のためまず行うべき検査はどれか。

1. 頭部MRI
2. 血中hCG測定
3. 腹部超音波検査
4. 手エックス線撮影
5. 血中プロラクチン測定





性器クラミジア感染症の男性における合併症はどれか。2つ選べ。

1. 骨盤腹膜炎
2. 間質性膀胱炎
3. 精巣上体炎
4. 前立腺炎
5. 亀頭包皮炎





産科DICを起こしにくいのはどれか。

1. 子癇
2. 弛緩出血
3. 羊水塞栓症
4. 胎盤機能不全
5. 常位胎盤早期剥離





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