107回

高齢者の高血圧症の特徴はどれか。

1. 拡張期血圧が高い。
2. 血圧の日内変動が小さい。
3. 起立時に血圧が上昇しやすい。
4. 脳血流の自動調節能が低下している。
5. 降圧薬の投与で脳血管障害の発症は減少しない。





職業性腰痛の予防対策として正しいのはどれか。

1. 照明を暗くする。
2. 室温を低めに保つ。
3. 同じ作業を繰り返す。
4. 荷物を躯幹から離して持つ。
5. 腰を下げて荷物を持ち上げる。





10歳の男児。わいせつな言葉を口走ることを主訴に両親に伴われて来院した。5歳ころから瞬目、肩をすくめる、首振り及び咳払いなどの突発的かつ律動的で反復する運動が出現し、軽快と増悪とを繰り返してきた。最近、主訴の症状が出現した。特記すべき既往歴はない。神経学的な所見に異常を認めない。
この患児について正しいのはどれか。

1. 親の過干渉が主な原因である。
2. 異常な運動は睡眠中ほぼ消失する。
3. 置かれた状況による症状の変動は少ない。
4. 成人まで症状が軽快せずに持続することが多い。
5. ごく短時間でも自分で症状を止めることはできない。





52歳の男性。大量飲酒を主訴に妻に伴われて来院した。23歳から飲酒を始め、10年前からは日本酒1升を毎日飲酒していた。この半年間は朝から飲酒し、食事量が減少し、仕事も休みがちになった。健康診断で肝機能障害を指摘されている。意識は清明で、静穏である。このままではいけないと説明したが、本人は「酒を飲まないと眠れない。酒はやめようと思えばやめられる」と述べている。
対応として適切なのはどれか。

1. 節酒を勧める。
2. 抗酒薬を妻に渡す。
3. 抗精神病薬を処方する。
4. 閉鎖病棟に入院させる。
5. 自助グループへの参加を勧める。





発赤、腫脹および疼痛が強い肛門周囲膿瘍でまず行うべき対応はどれか。

1. 絶食
2. 硬化療法
3. 切開排膿
4. 痔瘻根治手術
5. 人工肛門造設術





環境による障害について正しいのはどれか。

1. 深部体温44℃の熱中症は予後が悪い。
2. 減圧症は旅客機に搭乗することで改善する。
3. 凍傷では壊死部分のマッサージが有効である。
4. 高地脳浮腫では酸素吸入で登山続行が可能となる。
5. 全身被ばく後に下血を伴う急性放射線障害は予後が良い。





33歳の男性。発熱と顔面の皮疹とを主訴に来院した。幼少期からアトピー性皮膚炎があり、治療を受けていた。2日前から38℃台の発熱、顔面の紅斑、びらん及び小水疱が出現している。顔面の写真(A)と水疱内容のTzanck試験のMay-Giemsa染色標本(B)とを示す。
原因として最も考えられるのはどれか。

1. EBウイルス
2. サイトメガロウイルス
3. 単純ヘルペスウイルス
4. 水痘・帯状疱疹ウイルス
5. ヒトパピローマウイルス





この精神障害の原因として最も考えられるのはどれか。

1. 貧血
2. 高血糖
3. 高尿酸血症
4. 高カルシウム血症
5. 低アルブミン血症





非ステロイド性抗炎症薬〈NSAIDs〉による活動期消化性潰瘍の治療薬として最も適切なのはどれか。

1. 抗菌薬
2. 制酸薬
3. 抗コリン薬
4. 副腎皮質ステロイド
5. プロトンポンプ阻害薬





乳癌の治療薬として適切でないのはどれか。

1. エストロゲン
2. LH-RHアゴニスト
3. アロマターゼ阻害薬
4. 分子標的薬(トラスツズマブ)
5. アントラサイクリン系抗悪性腫瘍薬





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