107回

出生直後の新生児。在胎42週3日、2,980gで出生した。生後1分で全身チアノーゼを認め、頻呼吸で、口腔内と鼻腔内とを吸引しても顔を全くしかめず泣かない。心拍数80/分で体動を認めない。羊水は緑色に混濁していた。口腔と鼻腔内から緑色の粘稠な液体を吸引し、酸素吸入を行ったが、児の状態は改善しなかった。
直ちに行う処置はどれか。

1. 保温
2. 胃管挿入
3. 胸腔穿刺
4. 気管内吸引
5. 静脈路の確保





眼底出血をきたすのはどれか。

1. 黄斑円孔
2. 網膜色素変性
3. 加齢黄斑変性
4. 中心性漿液性脈絡網膜症
5. 卵黄状黄斑ジストロフィー





B型慢性肝炎においてB型肝炎ウイルスの増殖を抑制するのはどれか。

1. ラミブジン
2. リツキシマブ
3. 副腎皮質ステロイド
4. 分岐鎖アミノ酸製剤
5. ウルソデオキシコール酸





31歳の3回経妊0回経産婦。妊娠8週。左下肢の疼痛を主訴に来院した。2週前から悪心と嘔吐とが出現し、十分な食事が摂れていないという。左下肢の腫脹が著明で、右下肢とは左右差を認める。左腓腹部に把握痛がある。血液所見:赤血球440万、Hb 13.5g/dl、Ht 40%、白血球10,000、血小板25万、Dダイマー5.8μg/ml(基準1.0以下)。CRP 1.4mg/dl。下肢静脈超音波カラードプラ法で、左大腿静脈に血流信号を認めない。入院後輸液を開始した。
治療薬として適切なのはどれか。

1. アスピリン
2. ウロキナーゼ
3. ヘパリン
4. 硫酸マグネシウム
5. ワルファリン





大動脈弁狭窄症に特徴的なのはどれか。

1. 遅脈
2. 大脈
3. 奇脈
4. 交互脈
5. 二段脈





連鎖球菌感染症はどれか。

1. 丹毒
2. 皮膚腺病
3. 掌蹠膿疱症
4. 膿疱性乾癬
5. Celsus禿瘡





36歳の2回経妊1回経産婦。妊娠39週5日。陣痛発来のため入院した。妊娠経過は順調であった。入院直後の内診では、分泌物は血性少量で子宮口は3cm開大していた。1時間後。突然の気分不快と持続性の腹痛とが出現した。その時の腹部超音波像(A)と胎児心拍数陣痛図(B)とを示す。
最も考えられるのはどれか。

1. 前置胎盤
2. 子宮破裂
3. 羊水塞栓症
4. HELLP症候群
5. 常位胎盤早期剥離





拡張型心筋症と虚血性心筋症の鑑別に最も有用な検査はどれか。

1. 冠動脈造影
2. 心エコー検査
3. Holter心電図
4. 安静時心筋血流SPECT
5. 血漿脳性ナトリウム利尿ペプチド〈BNP〉測定





マラリアについて正しいのはどれか。

1. マダニが媒介する。
2. 国内での感染例が多い。
3. ワクチンが有効である。
4. 血液中では白血球に感染する。
5. 診断後速やかに保健所に届け出る。





55歳の男性。駅のホームで立ちつくしているところを保護され、遺書を持っていたため、会社の上司に伴われて受診した。2か月前から1日中憂うつで仕事も手につかずに悩んでいたという。「勇気はないので死ねない」、「迷惑をかけるのが嫌なので1人にして欲しい」と帰宅を希望する。
まず行うべき対応はどれか。

1. 1人で帰す。
2. 精神科に入院させる。
3. すぐに警察に連絡する。
4. 抗うつ薬を点滴静注する。
5. 自殺念慮について具体的に尋ねる。





アプリのダウンロードはこちら

アプリは無料です


apple
en_app_rgb_wo_60