107回

治療の緊急度を判定する上で重要なのはどれか。

1. 下顎反射
2. 対光反射
3. 輻輳反応
4. 膝蓋腱反射
5. Babinski徴候





男児の左肘のエックス線写真(A、B)を示す。
診断として正しいのはどれか。

1. 肘関節脱臼骨折
2. Monteggia骨折
3. 上腕骨顆上骨折
4. 上腕骨外側顆骨折
5. 上腕骨遠位骨端離開





新生児壊死性腸炎について正しいのはどれか。2つ選べ。

1. 腹部が膨満する。
2. 人工乳が発症を予防する。
3. 正期産児で発症頻度が高い。
4. 疑った段階で直ちに開腹手術を行う。
5. 腹部エックス線写真で腸管壁の気腫像がみられる。





21歳の男性。プールサイドで転倒して右の側頭部を強く打ち、創部から少量の出血がみられるため来院した。意識は清明で神経学的異常はみられなかった。右の側頭部に頭皮挫創があり創処置を行った。頭部エックス線写真(A)と頭部単純CT(B)を示す。創傷部から少量の出血があり、再度創傷処置を行っていたところ、意識レベルが急速にJCS Ⅲ-100に低下し、左上下肢麻痺、右瞳孔の散大および対光反射の消失がみられた。
まず行うべきなのはどれか。

1. 脳波検査
2. 腰椎穿刺
3. 経過観察
4. 頭部単純CTの再検
5. 頭部MRIの拡散強調像撮像





医療面接における解釈モデルを尋ねているのはどれか。

1. 「かかりつけ医の病状説明はどのような内容ですか」
2. 「健康のために日常生活で何か気を付けていますか」
3. 「検査結果の説明について十分に理解できましたか」
4. 「病院職員の対応について何かご不満はありますか」
5. 「病気の原因について思い当たることはありますか」





70歳の女性。脳梗塞を発症し、病院での急性期治療とリハビリテーションを終えて退院した。動作は緩慢であるが日常生活に支障はない。月1回、外来で降圧薬と抗凝固薬とを処方されている。介護保険の申請をしたが非該当と判定された。
介護予防について主治医が勧める相談先として適切なのはどれか。

1. 保健所
2. 福祉事務所
3. 市町村保健センター
4. 精神保健福祉センター
5. 地域包括支援センター





76歳の女性。1人暮らし、糖尿病で血糖コントロールのため入院中である。高齢者総合機能評価〈CGA〉を実施して退院後の療養生活について検討することになった。
インスリン自己注射の導入にあたり最も重視すべき項目はどれか。

1. 聴力
2. 認知機能
3. 排尿機能
4. 歩行能力
5. BMI〈Body Mass Index〉





便秘の原因となりにくいのはどれか。

1. オピオイド
2. 抗コリン薬
3. ラクツロース
4. 三環系抗うつ薬
5. ドパミン作動薬





33歳の女性。不安感、不眠および頭重感を主訴に来院した。初診時、外来担当医は、患者に対して抗不安薬であるジアゼパム2mg、1日3回の内服処方のつもりで処方箋を交付した。2週後、患者によると不眠と頭痛とは軽減したが、日中の眠気が強くふらつきが出るという。電子カルテ上の履歴を確認したところ、ジアゼパムが1回2mgではなく5mg、合計1日15mgで処方箋が交付されていた。担当医は1日15mgまでは保険診療での処方が可能であることはあらかじめ知っている。
担当医がまず患者にかける言葉として適切なのはどれか。

1. 「薬がよく効いているようなので転倒に注意してください」
2. 「前回に調剤の段階で誤って薬の量が多く出てしまったようです」
3. 「あなたには少し量が多すぎたかもしれないので薬を減量します」
4. 「あなたにはこの薬があわないようですから種類を変えてみましょう」
5. 「前回に処方した薬の量が誤っていました。申し訳ございませんでした」





意識消失の原因として最も考えられるのはどれか。

1. 不整脈
2. てんかん
3. 状況性失神
4. 起立性低血圧
5. 迷走神経反射