107回

高齢者の高血圧症の特徴はどれか。

1. 拡張期血圧が高い。
2. 血圧の日内変動が小さい。
3. 起立時に血圧が上昇しやすい。
4. 脳血流の自動調節能が低下している。
5. 降圧薬の投与で脳血管障害の発症は減少しない。





職業性腰痛の予防対策として正しいのはどれか。

1. 照明を暗くする。
2. 室温を低めに保つ。
3. 同じ作業を繰り返す。
4. 荷物を躯幹から離して持つ。
5. 腰を下げて荷物を持ち上げる。





10歳の男児。わいせつな言葉を口走ることを主訴に両親に伴われて来院した。5歳ころから瞬目、肩をすくめる、首振り及び咳払いなどの突発的かつ律動的で反復する運動が出現し、軽快と増悪とを繰り返してきた。最近、主訴の症状が出現した。特記すべき既往歴はない。神経学的な所見に異常を認めない。
この患児について正しいのはどれか。

1. 親の過干渉が主な原因である。
2. 異常な運動は睡眠中ほぼ消失する。
3. 置かれた状況による症状の変動は少ない。
4. 成人まで症状が軽快せずに持続することが多い。
5. ごく短時間でも自分で症状を止めることはできない。





30歳の既婚女性。下腹部痛を主訴に来院した。昨夜から下腹部に軽度の痛みを感じていた。少量の性器出血を伴っているという。最終月経は約7週前。月経周期は30〜60日、不整。経腟超音波検査で子宮と卵巣とに異常を認めない。
対応として適切なのはどれか。

1. 妊娠反応
2. 子宮内膜組織診
3. 基礎体温の測定
4. 2週後の来院を指示
5. プロゲステロンの投与





優先的に行うべきなのはどれか。

1. 輸血
2. 口腔内吸引
3. 四肢の加温
4. 右下腿の固定
5. 頭部創の止血





有病率が10%の集団に感度が90%、特異度が70%のスクリーニングテストを実施した。
陽性適中率〈陽性者のうち真の有病者の割合〉で正しいのはどれか。

1. 0.1
2. 0.25
3. 0.33
4. 0.7
5. 0.9





81歳の女性。75歳ころから記銘力の低下がみられるようになり、物忘れ外来でAlzheimer型認知症と診断された。薬物療法や記憶回復訓練を受けたものの認知機能低下は進行し、2年前から介護保険施設に入所している。約1か月前から鏡に映った自分に挨拶し困惑した表情を浮かべていることに施設の職員が気付き、定期受診の際に主治医に相談した。
この患者に1か月前からみられる症状はどれか。

1. 失行
2. 失認
3. 意識障害
4. 注意障害
5. 遂行機能障害





現 症 : 体温35.4℃。モニター上の心拍数160/分。右上肢血圧60/40mmHg。呼吸数40/分。SpO2 90%(リザーバー付きマスク10 l/分酸素投与下)。左前胸部は変形し、打撲痕を認め膨隆している。同部位に握雪感を認める。
身体所見としてみられないのはどれか。

1. 気管の左方偏位
2. 左胸部の呼吸音低下
3. 打診での左胸部鼓音
4. 右と同程度の左上肢血圧
5. capillary-refilling time延長





繰り返すめまいと難聴とを特徴とする疾患はどれか。

1. 耳硬化症
2. Meniere病
3. 前庭神経炎
4. 騒音性難聴
5. 良性発作性頭位眩暈症





31歳の2回経妊1回経産婦。妊娠39週2日。陣痛発来のため入院した。分娩は順調に進行し、入院3時間後に子宮口8cm開大、未破水である。規則的な陣痛を認めており、胎児心拍数パターンに異常を認めない。胎児心拍数陣痛図(①〜⑤)を示す。
このときの胎児心拍数陣痛図として考えられるのはどれか。

1. ①
2. ②
3. ③
4. ④
5. ⑤