108回

成人男性の背面を示す。
脊髄下端の位置に最も近いのはどれか。

1. 1
2. 2
3. 3
4. 4
5. 5





6歳の男児。左肘の痛みと腫れを主訴に母親に連れられて来院した。遊具から転落し左肘をついて受傷したとのことである。来院時、右手で左肘を支え、動かそうとしない。左肘部に開放創はないが、肘部全体に高度な腫脹を認める。手指の感覚障害は本人の協力が得られず不明だが、手指の自動運動は可能で、橈骨動脈の拍動は手関節部で良好に触知する。肘関節のエックス線写真を示す。
考えられるのはどれか。2つ選べ。

1. 肘内障
2. 肘関節脱臼
3. Monteggia骨折
4. 上腕骨顆上骨折
5. 上腕骨外側顆骨折





緩和医療における全人的苦痛について正しいのはどれか。

1. 社会的苦痛への対応を優先する。
2. 精神的苦痛には傾聴が有効である。
3. 家族内問題による苦痛には対応しない。
4. スピリチュアルペインは身体的苦痛として対応する。
5. 身体的苦痛にはオピオイドの急速静注が必要である。





52歳の男性。発熱と咳嗽とを主訴に来院した。3日前から39.2℃の発熱が出現し、市販の総合感冒薬を内服したが症状が改善しなかった。昨日から咳嗽、喀痰および息切れを自覚するようになり受診した。既往歴と家族歴とに特記すべきことはない。ペットは飼育していない。1週前に温泉に行ったという。意識は清明。体温38.5℃。脈拍96/分、整。血圧142/84mmHg。呼吸数30/分。SpO293%(リザーバー付マスク10l/分 酸素投与下)。心音に異常を認めない。右胸部にfine cracklesとcoarse cracklesとを聴取する。血液所見:赤血球390万、Hbl3.8g/dl、Ht39%、白血球8,300(桿状核好中球8%、分葉核好中球79%、好酸球1%、単球2%、リンパ球10%)、血小板24万。血液生化学所見:総蛋白5.6g/dl、アルブミン2.8g/dl、AST 40IU/l、ALT 38IU/l、LD 340IU/l(基準176~353)、CK 350IU/l(基準30~140)、尿素窒素27mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、Na 128mEq/l、K 3.6mEq/l、Cl 102mEq/l。CRP 35mg/dl。喀痰のヒメネス<Gimenez>染色標本で桿菌を認める。胸部エックス線写真にて右中下肺野に浸潤影を認める。肺野条件の胸部単純CTを示す。
 抗菌薬として適切なのはどれか。2つ選べ。

1. セファロスポリン系
2. ニューキノロン系
3. マクロライド系
4. カルバペネム系
5. ペニシリン系





生後1週以内の新生児においてPIVKA-Ⅱを測定すべき症候はどれか。

1. 下 痢
2. 黄 疸
3. 吐 血
4. 多呼吸
5. チアノーゼ





38歳の女性。健康診断で高血圧を指摘され来院した。数年前から高血圧を指摘されていたが、時に頭痛や動悸がする程度だったのでそのままにしていた。家族歴に高血圧症や糖尿病はない。身長154cm、体重49kg。脈拍72/分、整。血圧172/110mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、血管雑音は聴取しない。尿所見:蛋白(±)、糖(-)。血液所見:赤血球430万、Hbl3.4g/dl、Ht38%、白血球4,300、血小板18万。血液生化学所見:尿素窒素11mg/dl、クレアチニン0.7mg/dl、Nal44mEq/l、K3.6mEq/l、Cl98mEq/l。心電図で軽度の左室肥大所見を認める。胸部エックス線写真に異常を認めない。
次に行うべき検査はどれか。2つ選べ。

1. 腹部単純CT
2. MIBIシンチグラフィ
3. MIBGシンチグラフィ
4. 選択的副腎静脈血サンプリング
5. 血漿レニン活性/アルドステロン濃度比測定





肝動脈化学塞栓療法の適用を決める際に最も注意すべき病歴はどれか。

1. 緑内障
2. 脂質異常症
3. ペースメーカ植込み術
4. 慢性閉塞性肺疾患<COPD>
5. ヨード造影剤によるショック





高齢者総合機能評価<CGA>の構成要素とその評価項目の組合せで正しいのはどれか。

1. 認知機能―――――――――――遅延再生
2. 運動機能―――――――――――言語流暢性
3. 気分・意欲――――――――――時間の見当識
4. 手段的日常生活動作――――――階段昇降
5. 基本的日常生活動作――――――食事の準備





68歳の男性。動悸と易疲労感とを主訴に来院した。身長165cm、体重63kg。体温36.5℃。脈拍92/分、整。血圧122/68mmHg。皮膚は灰褐色で眼瞼結膜は貧血様である。眼球結膜に黄染を認めない。頸部、腋窩および鼠径部の表在リンパ節は触知しない。胸骨左縁第2肋間にⅡ/Ⅵの収縮期雑音を聴取する。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。下肢に浮腫や紫斑を認めない。血液所見:赤血球233万、Hb7.1g/dl、Ht20%、網赤血球0%、白血球9,400(桿状核好中球6%、分葉核好中球54%、単球3%、リンパ球37%)、血小板32万。血液生化学所見:総蛋白6.8g/dl、アルブミン3.4g/dl、AST 56IU/l、ALT 71IU/l、LD 438 IU/l(基準176~353)、尿素窒素14mg/dl、クレアチニン0.7mg/dl、血糖98mg/dl、Fe234μg/dl(基準59~161)、不飽和鉄結合能<UIBC>67μg/dl (基準163~251)。骨髄は正形成で巨核球を散見する。胸部エックス線写真、胸部CT及び骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本を示す。
 考えられるのはどれか。2つ選べ。

1. 肺癌
2. 胸腺腫
3. 赤芽球癆
4. 溶血性貧血
5. 再生不良性貧血





電子顕微鏡による病理検査の組織固定法で最も適切なのはどれか。

1. アセトン固定
2. アルコール固定
3. 乾燥固定
4. グルタールアルデヒド固定
5. ホルマリン固定





アプリのダウンロードはこちら

アプリは無料です


apple
en_app_rgb_wo_60