108回

食事バランスガイドのイラストを示す。
説明として適切なのはどれか。

1. 「糖尿病患者の献立がわかります」
2. 「食材を無駄にしないために使います」
3. 「検査のための食事の選択に利用します」
4. 「日常の活動に見合った運動がわかります」
5. 「何をどれだけ食べたらよいか示しています」





産業医について正しいのはどれか。

1. 処方箋の発行はできない。
2. 労働基準法に定められている。
3. 選任後は地域の保健所に届け出る。
4. 週1回は職場巡視をする義務がある。
5. 労働者50人以上の事業所では選任が義務付けられている。





訪問看護ステーションについて正しいのはどれか。

1. 介護保険が利用できる。
2. 40歳未満は利用できない。
3. 全国に約50か所設置されている。
4. 管理者は医師でなければならない。
5. 医師の指示書なしで訪問看護を利用できる。





医療計画の内容として最も適切なのはどれか。

1. 日常生活圏域の設定
2. 老人福祉施設の整備の推進
3. 特定健康診査の実施率の向上
4. 地域連携クリニカルパスの普及
5. 医療費の効率的な提供に関する達成目標の設定





厚生労働省の患者調査(平成20年)による重症度の状況にみた推計入院患者の構成割合において、「生命の危険がある」患者の割合はどれか。

1. 約5%
2. 約15%
3. 約25%
4. 約35%
5. 約45%





25歳の男性。尿量増加を主訴に来院した。1か月前から排尿回数と尿量との増加に気付いていた。口渇があり飲水量は多く夜間も頻尿であるという。常用薬はない。身長168㎝、体重58kg。体温36.5℃。脈拍84/分、整。血圧110/68mmHg。眼球結膜に異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。四肢に浮腫を認めない。1日尿量3,500ml。尿所見:比重1.004、蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)、ケトン体(-)、沈渣に異常を認めない。血液所見:赤血球468万、Hb13.9g/dl、Ht42%、白血球8,300、血小板21万。血液生化学所見:総蛋白7.5g/dl、アルブミン3.9g/dl、尿素窒素18mg/dl、クレアチニン0.8mg/dl、尿酸6.9 mg/dl、血糖98 mg/dl、HbA1c(NGSP)5.8%(基準4.6~6.2)、総コレステロール180 mg/dl、Nal42mEq/l、K4.4mEq/l、Cl108mEq/l、Ca9.2 mg/dl、P3.4 mg/dl。CRP 0.1mg/dl。
 診断のために必要な検査はどれか。2つ選べ。

1. 頭部MRI
2. 水制限試験
3. 排尿時膀胱尿道造影
4. 腎血流シンチグラフィ
5. アンモニウム負荷試験





わが国の男性におけるある疾患の人口10万人あたりの死亡率の推移を年齢階級別に示す。
この疾患はどれか。

1. 結 核
2. 糖尿病
3. 悪性新生物
4. 脳血管疾患
5. 急性心筋梗塞





国民医療費(平成22年度)で正しいのはどれか。

1. 年間30兆円を超える。
2. 介護保険の費用が含まれる。
3. 国民所得比は15%を超える。
4. 財源別では患者負担が30%を超える。
5. 制度別では後期高齢者医療給付分が50%を超える。





24歳の女性。発熱と関節痛とを主訴に来院した。3週前から37℃台の発熱が出現し、2週前からは手の関節に痛みが生じた。2日前から顔に皮疹が出現した。意識は清明。体温37.5℃。脈拍76/分、整。血圧128/92mmHg。眼瞼結膜は貧血様である。口腔内に異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。両手の中手指節関節、近位指節間関節に腫脹と圧痛とを認める。尿所見:蛋白2+、潜血3+、沈渣に赤血球円柱1~4/1視野。血液所見:赤血球391万、Hb9.9g/dl、Ht30%、白血球3,500(分葉核好中球67%、好酸球4%、好塩基球1%、単球15%、リンパ球13%)、血小板8.8万。血液生化学所見:総蛋白5.8g/dl、アルブミン3.0g/dl、AST 29IU/l、ALT 26IU/l、LD 348IU/l(基準176~353)、尿素窒素24mg/dl、クレアチニン1.2mg/dl、Na 135mEq/l、K 4.1mEq/l、Cl 98 mEq/l。顔面の写真を示す。
この患者の検査所見として考えられるのはどれか。

1. lgA高値
2. ASO高値
3. 血清補体価低値
4. 抗基底膜抗体陽性
5. 抗好中球細胞質抗体<ANCA>陽性





33歳の初妊婦。妊娠36週。自宅で突然水様帯下の流出を認めたため1時間後に来院した。妊娠35週の妊婦健康診査時に施行した膣と外陰との培養検査では、B群レンサ球菌<GBS>が陽性であった。体温36.4℃。脈拍76/分、整。血圧116/72 mmHg。膣鏡診で後膣円蓋に中等量の水様帯下の貯留を認め、帯下は弱アルカリ性である。内診で子宮口は1㎝開大、展退度30%、先進部は児頭で下降度はSP-2cm。血液所見:赤血球350万、Hb11.6g/dl、Ht37%、白血球9,000、血小板18万。 CRP 0.1mg/dl。腹部超音波検査で胎児推定体重は2,600g、羊水ポケットは2cm、胎盤に異常所見を認めない。胎児心拍数陣痛図で子宮収縮を認めず、胎児心拍パターンに異常を認めない。
 まず投与すべきなのはどれか。

1. β遮断薬
2. 硫酸マグネシウム
3. 副腎皮質ステロイド
4. ペニシリン系抗菌薬
5. 非ステロイド性抗炎症薬<NSAIDs>